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耕作放棄地

適切な農地管理

近年、離農する人の数が増加傾向にあり、深刻な問題となっています。
農地を取得、相続したけれど、農業を営む人がいなくなってしまい、放置されてしまっている農地(遊休農地)は少なくありません。
そのように、以前まで農地として耕作していたが、現在は遊休農地となっている土地を耕作放棄地といいます。

耕作放棄地となると、雑草や雑木が生え、そのうち害虫も発生してしまうなど、農地として運用していけない状態になってしまいます。
また、長期間放置していると、産業廃棄物を不法投棄されてしまうなど、様々な問題が発生してしまいます。
こうなる前に、農地を有効に活用し、耕作放棄地を減らすために、所有者の適切な対応が必要になります。

さらに、耕作放棄地は法的指導の対象となっています。
長期間に渡る放置があると、農業委員会から農業用地として利用するように指導されます。それでも改善が見られないと、市町村長から通知があり、これに従わないと30万円以下の罰金を支払うことになります。ですが、中にはこれでも変わらないことがあり、その場合は買い入れ協議がなされます。

こうした対応が取られるのも、耕作放棄地が目立った問題となっているからです。
耕作放棄地となってしまう前に、他の担い手や農業利用者を探すなど、適切な農地管理を行う必要があります。

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